豊田市 N様邸
エアサイクル×無垢の木×漆喰で年中快適です!
木にこだわって家を建てる大工さんに、家づくりをお願いしたい。
この家を作ることになったのは、父の終の住処を作りたい、という気持ちがきっかけです。
新しく、心地よい家で最期を迎えてほしい。
そんな想いで、以前暮らしていた家の敷地内にこの家を建てました。
私の娘は建築士で、恩師の影響から削ろう会に入り、活動している中で三矢さんと知り合ったようです。
私も娘から削ろう会のことは聞いていましたが、三矢さんとはそこまで面識があるわけではありませんでした。
今回家を建てることになり、設計は娘がするとして施工はどの会社に依頼するか、という話になった時に、娘が真っ先に勧めてきたのが三矢建築さんでした。
削ろう会とは、木材を削った時に出る屑の薄さを競う為、日々木材について研究している会です。
無垢の木を使った家を建てたいという想いがあったので、木に向き合い、こだわっている三矢さんに話を聞いてみたい、と思い、娘から紹介を受けてお会いすることに。
お伺いすると昔ながらの大工さんの作業場があって、新建材は使わず無垢の木一筋でやっている、とのこと。
施工してもらうならしっかりとした技術を持った大工さんに、と思っていたので好感を持ちました。
三矢さんの家も含め、建てた家を何軒か見せてもらったのですが、どのお宅も木にこだわった家ばかり。
施主に話を聞いてみると皆さん「三矢さんにほとんどお任せしました。」ということで、強い信頼関係が築けていることも分かりました。
ハウスメーカーもいろいろ見てまわりましたし、豊田市の建築屋さんに家を見せてもらったりもしましたが、やはり三矢建築さん以上の建築会社には出会えず、三矢さんに家づくりをお願いすることになりました。
エアサイクルの導入で夏も冬も家中快適!
設計は娘と打ち合わせをして、それを娘が三矢さんに伝えて建てていってもらったので、私たちと三矢さんで直接話し合うことはあまりありませんでしたが、「きっと大丈夫だろう。」という安心感がありました。
私たちの家は昔から友達や近所の方がよく来てくださるので、この家でも人が集まる家になるようにと空間の広い家を希望しました。
ウッドデッキは妻の希望です。
リビングから続けてデッキがあると、開放感があり部屋が広く感じます。
以前の家も広いウッドデッキがあってバーベキューなどして楽しんでいたので、この家でもウッドデッキは広く作ってほしいとお願いしました。
夏になると二階は暑いし、歳をとると上がるのも大変になるので平家に。
いろんな書類や荷物を置いておけるようロフトを収納にしたり、パントリーやシューズクロークの他各部屋にも押入れがあるので収納スペースは十分。
薪ストーブは以前暮らしていた家でも使っていて快適だったので、この家にも導入しました。
エアサイクルを導入しているのでリビングを温めると家中温まって効率が良いです。
冬でもエアコンは朝起きたときだけ使用し、それ以外はほとんど使いません。
以前の家はエアサイクルを入れていなかったので、薪ストーブをつけている部屋とそれ以外の部屋の寒暖差を辛く感じていたのですが、この家では家全体が温まるのでお風呂に入る時も寒さを感じず快適です。
また、冬の寒さが厳しい夜は寝る時に湯たんぽを2つ使っていたのですが、この家では出番がなくなりました。
夏も、リビングで冷房をつけていると別の部屋にいても壁がひやっとして何となく家中ひんやり感じます。
1年通してとっても快適!
友達が遊びに来ると、「今エアコン入っていないよね?」と確認されるくらい、冷暖房を入れなくても心地よい家となりました。
無垢の木と漆喰の素晴らしさを実感
この家を建てて1年。
遊びに来てくれた皆が「凄く木の匂いがしますね〜!」と喜んでくれて、私たちまで嬉しいです。
「空気が全然違う!」「この家だったらずっと自粛できる〜!」なんて言われることも。(笑)
玄関から入ると天井も高く開放的なので、その内観にも驚かれます。
壁に漆喰を塗ってもらっているので、調湿効果もあり空気がすっきりしています。
今年は梅雨が長かったですが、そんなに湿気を感じることも無く気持ちよく生活できました。
見た目も無垢の木と漆喰の白で清潔感があっていいですよね。
床は裸足で歩くとさらさらとしていて気持ち良い。
大工さんに「ワックスかけなくていいの?」「どのくらいのサイクルで拭けばいいの?」と何回も尋ねたのですが、「そんなことしなくても大丈夫ですよ〜。」と言われ…。
実際に住み始めると、本当に汚れも目立たず良いですね。
職人集団・三矢建築のチーム力
田舎の大工だと、一人で細々と仕事をしている方も多いと思います。
三矢建築さんは今時珍しい大工集団で、若くて行動も速く、和気藹々としていて活気がある。
仕事ぶりを見ているだけでこちらも楽しかったです。
休憩時間に楽しそうな会話が毎日聞こえてきて、三矢さんが居る時は三矢さんも一緒になって笑っていて、凄く良いチームだなと思いました。
いつも笑いの絶えない明るい現場だったので、この家が建って大工さんが来なくなって凄く寂しい。(笑)
皆さんいずれ独り立ちする姿勢なので、仕事に対しても前向きで。
チームの中から独立していく子もいるので、しっかりと独り立ち出来るように指導されているんだな、と指導力も素晴らしいと感じていました。
また、ハウスメーカーだと一度決まったことは変更出来ないですが、三矢建築さんは変更を聞き入れて頂けたので助かりました。
柱が入ってしまっている段階で、いらないからなくしてほしい、とお伝えしたら、「建築上問題ないのでいいですよ〜!」と言ってなくしてくれたり。
この家が建ってから暫くしてメンテナンスの際は西尾から飛んで来てくださって。
毎回西尾から来てもらうのが申し訳ないのですが、素早く対応してもらえるので安心です。
家を建てるということは、一生に一度あるかないか。
今から建てる方には、しっかりと頭の中を整理して、じっくり考えて欲しいです。
建築は表面は綺麗に見えて中で手を抜く業者は沢山います。
クロスを貼ったらどんな作りでも綺麗に見えますが、断熱一つとっても施工に差が出ます。
ずさんな施工をされていても最初は気付かないかもしれませんが、他の家に入った時に差を感じることになるかもしれません。
その点、三矢建築さんは、絶対に手抜きが無い会社です。
本当に真面目に誠実に家づくりに向き合っていらっしゃいます。
実際に会って話してみたり、施工した家を見学させてもらえば感じると思うので、家の見た目だけでなく造りの部分まで注目してもらえると良いと思います。
三矢建築さんが建てる木の家の良さを是非感じてもらいたい!
木の家は良いです。
出来るだけ多くの人に木の家の良さを知ってもらいたいし、住んでもらいたいなと思います。
この家から私たちがいなくなって、娘が住むようになって、更に時を重ねて孫が住むようになって…。
20年後、30年後、40年後、と時代の変化と共に暮らしも変わりますが、木造だとその時その時で時代に合うように自由に改装が出来ます。
ハウスメーカーでは改装と言ってもクロスを変えたり間仕切りをなくすなど出来ることに限界があります。
後から改装することを考えると、建てる時に多少高くても将来的な投資として木造は良いと思います。
私たちがいなくなっても、次の世代が受け継いでこの家で暮らしていく。
木造は古臭いというイメージがあると思うのですが、どんどん新しいかたちに変えていける、後世に残すことの出来る家づくりだと思います。
三矢さんがこだわって選んだ材料は全て経年変化で味が出るので、今はそれが楽しみです。